AMAN SVETI STEFAN |
アマンスベティステファン<モンテネグロ・スベティステファン> |
アドリア海に浮かぶかつては漁村として栄えたひとつのコミュニティーは
長い歴史の変遷を経て有機的な美しさを持つリゾートへと昇華する |
PUBLIC SPACE |
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左/レセプションの建物は島に入ってすぐ右手。チェックインは島のハイライトを案内された後に客室で行われる。
右/外観とは裏腹に天井の一部が吹き抜けになったレセプションデスク。白い壁にマッチしてナチュラルな印象。 |
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左/建物に沿って奥へ伸びていくパブリックスペース。直射日光が当たらないので、窓を開放していても涼しい。
右/レセプション脇にあるシッティングエリア。本棚には他のアマンリゾートのパンフレットがディスプレイされる。 |
ROOM |
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左/客室は往時の雰囲気を残しつつ改装されている。存在感のあるベッドのフレームはオークの無垢材を使用。
右/クラシカルな印象のライティングデスクもオリジナルのデザイン。窓から入る日差しの作る陰影さえも美しい。 |
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左/部屋の片隅に置かれたソファーにはフルーツが盛られ、到着時にはウェルカムドリンクも。奥はエントランス。
右/ベッドサイドにはiPod対応オーディオ。液晶テレビにはシャープのアクオス。室内を彩る照明器具は特注品。 |
BATH ROOM |
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左/バスルームは建物のカーブに沿って奥に伸びていく。ダブルシンクの洗面台にある楕円形の鏡が印象的。
右/石積みむき出しの壁と小さな窓が絵になる場所に設置されたバスタブはギリシャ製。独立型で広さも充分。 |
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左/一番奥にあるシャワーブースも小窓があり、バスタブが置けそうなほどの広さ。シャワーの水圧も問題なし。
右/シャワーブース内に置かれたアメニティーは、アマンらしく不揃いな陶器のボトルに小分けされたエコ仕様。 |
POOL & BEACH |
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左/断崖の上というロケーションに設置されたプールは小さいながら、黒いタイルで覆われ鏡のように空を映す。
右/プールサイドのデッキチェアーから臨むアドリア海。せり出した松の木陰が自然にシェードの役割も果たす。 |
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左/ヴィラミロサーの前に広がるプライベートビーチは入り江のため波も穏やか。スベティステファン島も見える。
右/スベティステファンビーチ。島への通路を境に賑わうパブリック(南)と静かなプライベート(北)に分かれてる。 |
DINING |
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左/遠くスベティステファン島を見下ろす丘の上にあるダイニング・クイーンズチェアー。ホテルゲストは送迎あり。
右/黄昏時にクィーンズチェアーを訪れれば、アドリア海の向こうへと沈んでいく美しい夕陽と絶景を堪能できる。 |
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左/島内に唯一あるダイニング・ピアッツァ。名前の通り島の頂上付近にある広場を利用し、可愛いバーも併設。
右/スベティステファンビーチ沿いにあるオリーブツリー。ビーチと海を見渡すダイニングは郷土料理が愉しめる。 |
ISLAND |
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左/島で一番高い場所かつ中心に位置するシンボリックな教会。立派な教会の隣に初代の小さな教会も残る。
右/島内は路地が入り組み複雑だが、通路にそれぞれ花の名前などが与えられている。絵になる風景ばかり。 |
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左/ビーチ側に作られた船着場へは崖に沿って階段で降りることが出来る。遠くにヴィラミロサーの姿が見える。
右/プールの隣にある断崖の上の展望デッキにはテーブル席が用意されていて、軽食やドリンクが注文できる。 |
VILLA |
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左/ヴィラミロサーは元々女王の別荘として使用していた建物を利用している。周りを森が囲み隠れ家の風情。
右/ヴィラには屋内のダイニングルームと、屋外のテラスを利用したロッジアがある。ここでいただく朝食は絶品。 |
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左/独立したレセプションやラウンジがあるが、どちらに宿泊してもスベティステファン島とヴィラは行き来自由。
右/ラウンジから見たロッジアと海越しのスベティステファン島。ヴィラまでは岬の山道を越えて徒歩10分程度。 |
OTHER |
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左/街の高台から見下ろしたスベティステファン島の全景。周囲に広がるスベティステファンの街並みも美しい。
右/島へと通じる一本道は格好の撮影スポット。手前にスタッフが常駐していて、ゲスト以外の進入はできない。 |
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左/今回宿泊した24号室。1階に見えるが斜面に建っているため実は2階。この雰囲気ながらドアはカードキー。
右/通路を渡って左に曲がった突き当たりにある島の入口。ここを入って右手に進むとレセプションに辿り着く。 |
IMPRESSION |
★★★★★ |
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15世紀の漁村が起源という歴史を持つスベティステファン島。ひとつのコミュニティーがその形を変えずに丸ごとリゾートとして生まれ変わった。開業当初からその存在は知っていたものの、しばらくはヴィラのみの営業だったため、第2段階としてオープンした島の存在を知ったのは今年の初め。その有機的な存在感と陸地と一本道でつながりながら、島へ渡れるのはゲストのみという特別感に心惹かれ、旅先まで変えてしまったほど。
モンテネグロの地形と自然のダイナミックさ美しさを肌で感じながら、忘れられない滞在が約束されている。 |
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