独特な伝統文化を受け継ぐ少数民族が築いた古城を見渡す
緑に囲まれた高台に佇む静かな邸宅で寛ぐような滞在を |
PUBLIC SPACE |
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左/敷地内で一番大きなメイン棟にあるロビーは空間が広く取られ、どこか寺院の伽藍のような雰囲気。
右/階段室を挟んで左右対称に配置されたレセプションデスク。建物の地下にシアターも完備している。 |
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左/エントランスの脇に用意されているシッティングスペース。窓から差し込む光が生む陰翳も美しい。
右/エレベーターも備わる2階のライブラリーとミーティングルームは天井が剥き出しの開放的な空間。 |
ROOM |
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左/左右どちら側も開口部になっているベッドルーム。外廊下は自室のゲストとスタッフ以外は通らない。
右/ゆったりとした設えのシッティングスペース。ソファの背後にある扉の裏側にテレビが隠されている。 |
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左/外廊下と反対側の窓に面したライティングデスク。伝統的な造りだが室内に充分な電源を用意する。
右/キャビネットにはミニバーやコーヒーマシンを備え、本場のプーアール茶も本格的な茶器で楽しめる。 |
BATH ROOM |
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左/バスタブを中心に設置した左右対称のバスルーム。バスタブ部分の床だけ簀の子状になっている。
右/両側の壁際に設置された洗面台。窓が塞がれてしまっているため開口部がないのが勿体ない造り。 |
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左/ウォークインクローゼットの左右にシャワーとトイレを配置。シャワーは珍しく扉が用意されている。
右/アメニティは詰め替え可能なボトルで提供。用意されている歯ブラシの柄が木製だったのが印象的。 |
POOL & SPA |
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左/独立したスパ棟の中庭に設置されたプール。途中に屋根の架かるデザインで扉の中はジャグジー。
右/プール正面に配置されたスパのレセプション。ピラティススタジオやフィットネスジムも完備している。 |
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左/レセプションのシッティングエリア。館内はナチュラルでシンプルながら地元らしい意匠が施される。
右/スパ棟のエントランス。看板は掲げていないので、教えてもらわない限り分からない正しく隠れ家。 |
DINING |
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左/ロビーの大半を占める広々としたラウンジ。主に朝食用ダイニングスペースとして利用されている。
右/歴史的建造物の文昌宮を敷地内に有するティーハウス。外側のテラスから古城の景観が楽しめる。 |
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左/メインダイニングの縵逸軒。モダンにアレンジしたナシ族の料理が提供され、松茸も名物のひとつ。
右/独立して建つ縵逸軒の外観。周囲は広いテラス席になっていて、天気が良ければ玉龍雪山の姿も。 |
OTHER |
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左/リゾートの中は古城と同じく石畳で、広い敷地内に点在する宿泊棟は細い路地や階段で結ばれる。
右/獅子山へ続く坂道の途中にあるひっそりとしたエントランス。基本的にタクシーの乗り入れは難しい。 |
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左/2階の客室は外廊下を兼ねたバルコニーが備わる。夕方になると玄関先で蚊取り線香が焚かれる。
右/バルコニーからの眺め。宿泊棟は階段を挟んで1階3部屋+2階2部屋で、部屋の造りは変わらない。 |
IMPRESSION |
★★★★☆ |
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この地に暮らすナシ族が築き、世界遺産にも指定されている旧市街の古城地区。石畳の路地や坂道、水路が張り巡らされた街の西側、小高い獅子山の一角に位置するリゾートは古城の雰囲気が再現され伝統家屋の邸宅に滞在してるような感覚に。雨期だったため姿は見られなかったが、街のシンボルでもある玉龍雪山を敷地内から望め、ティーハウスから一望できる古城地区の観光スポットは階段や坂道で簡単にアクセスできる。客層は若い中国人ゲストが多く、マナーや品位に欠ける点が多く見受けられた。 |
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