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FOURSEASONS HOTEL RITZ LISBON
フォーシーズンズホテルリッツリスボン<ポルトガル・リスボン>
デラックスルーム 2018年5月宿泊 https://www.fourseasons.com/lisbon/
リスボンの街並みの向こうにテージョ川を望む丘の上に居を構える
華やかさと気品に満ち溢れた折り目正しき正統派ホテル






PUBLIC SPACE
左/エントランスホール。中央にテーブルを置いて花を飾るのではなく、天井から吊るす斬新なスタイル。
右/ラウンジへ抜けるエレベーターホールに置かれたソファセットも上品なデザインで左右対称に配置。
左/各階のエレベーターホールも空間を贅沢に使用していて、階段室の太陽光が差し込む明るい空間。
右/優雅な弧を描くように設置されたレセプションデスク。スタッフは愛想もあり感じのいい対応だった。



ROOM
左/フォーシーズンズ特有のクラシカルな趣のベッド。海洋王国として栄えたポルトガルらしさも感じる。
右/ベッドの正面に配された瑠璃色が映えるソファ。エントランスへ向かう廊下は扉で仕切られている。
左/バルコニーへ通じる扉の前に設置されたライティングデスク。立派な胡蝶蘭の鉢植えが華を添える。
右/窓際にはテーブルに対してアンバランスな画面サイズのテレビ。ベッドを挟んでクローゼットが用意。



BATH ROOM
左/ベッドの脇から通じるバスルーム。独立した洗面台が2台設置され、男女別のアメニティを用意する。
右/バスルームの奥に置かれたバスタブ。隣接するシャワーブースへの移動も大きなバスマットで快適。
左/透明なガラスで仕切られたシャワーブース。レインシャワーも備わっていて素早くお湯に切り替わる。
右/アメニティはフォーシーズンズ御用達、ロクシタンのシトラスヴァーベナ。半円形のボトルは初めて。



SPA
左/地下1階に設置されているプールは完全な地下ではなく、庭園と隣接しているので景色も楽しめる。
右/静かでどこかギャラリーのような雰囲気のプールサイド。寛ぐだけでも気軽に利用できる18mプール。
左/スパのロッカールームもエントランスから贅沢に空間を利用していて、サウナやシャワーも備わる。
右/エレベーターを降りるとすぐの場所にあるスパのエントランス。螺旋階段でさらに階下へとつながる。



DINING
左/著名な芸術家の名を冠し、大胆でグラマラスなフラワーアレンジメントがフォトジェニックなラウンジ。
右/ラウンジと趣を異にする妖艶な雰囲気のリッツバー。エドゥアルド7世公園の見えるテラス席も用意。
左/メインダイニングのヴァランダレストラン。フォーマルな雰囲気に溢れた自然と居住まいを正す空間。
右/ヴァランダレストランのテラス席。朝日に染まるホテルの庭園と隣の公園の緑を眺めながら朝食を。



OTHER
左/丘の中腹に現れるエントランス。外側と内側の両方の扉に立つドアマンがゲストを出迎えてくれる。
右/遮る物がないため広い範囲から視認できるホテルの外観。リッツの看板が誇らしげに掲げられる。
左/全ての客室に備わるバルコニー。多くの客室は東側に位置し、隣室との間は壁で仕切られている。
右/7階建てながら高台に建つ立地が見事に活かされた眺望。市街地の向こうにはテージョ川の姿も。



IMPRESSION ★★★★☆
 リスボンの市街地から地下鉄で5分ほど離れたマルケス・デ・ポンバル駅から急な坂道を登った場所に建ち、目の前にはエドゥアルド7世公園が広がるロケーション。高層ホテルではないもののバルコニーから見渡す眺望は抜群。パブリックスペースは随所に余裕が感じられる設計で、スパのロッカールームひとつとっても目を奪われる空間デザインが施されていた。また、飲食施設は正統派ダイニングの趣が感じられ、機敏に動くスタッフの姿にはこちらも思わず背筋を伸ばすような、心地よい緊張感を味わえた。



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