トップページ 国内のホテル 海外のホテル
FOUR SEASONS HOTEL TOKYO AT MARUNOUCHI
フォーシーズンズホテル丸の内東京<東京・丸の内>
プレミアルーム(キング) 2017年11月宿泊 https://www.fourseasons.com/jp/tokyo/
列車が次々と発着する東京駅というドラマティックな舞台を
ガラスで隔てられた特等席で鑑賞する静寂の隠れ家へ






PUBLIC SPACE
左/当初エントランスホールだった1階にロビー機能が移転。スタッフはゲストの動向に目を配っている。
右/線路側は天井まで届く大きな窓が設えられ、壁を伝う水の流れが涼しげなコートヤードに隣接する。
左/ロビーの一角に配されたコンシェルジュデスク。朝の時間帯はコーヒーマシンがセッティングされる。
右/エントランス脇に移転したレセプション。バックオフィスがないためコピー機などが目に入り味気ない。



ROOM
左/革製のヘッドボードと一体化した天蓋が象徴的なベッド。ベッドサイドの操作パネルに年季を感じた。
右/一面ガラスでとても明るい窓際に設置された、長いカウンターと革の天板を持つライティングデスク。
左/部屋のもう一方の窓側に用意されたオットマン付きの一人掛けソファ。足を伸ばしてゆったり寛げる。
右/ミニバーとクローゼットが備わるキャビネット。右手の扉は柱を利用した観音開きの鏡が隠れている。



BATH ROOM
左/ガラスの円形シンクが特徴の洗面カウンター。シンプルな造りのため備品で溢れているのが残念。
右/中央部分が内側にシェイプした形状のバスタブ。大きさは充分だが日本式にもう少し深さが欲しい。
左/半透明ガラスで仕切られたシャワーブース。シャワーは2種類用意され、スペースが広いので快適。
右/アメニティはペイズリー柄がトレードマークのエトロ。このホテルだけのオリジナル仕様で提供される。



SPA
左/7階にあるスパエリアは小さいながら、サウナ、ジェットシャワー、ラジウム含有の温泉を備えている。
右/更衣室は洗面エリアと髪を乾かすエリアが分かれているので機能的。コンパクトながら質感は高い。
左/奥行のあるスパのエントランスはギフトショップも併設される。24時間営業のフィットネスジムも完備。
右/スパエリアの休憩スペース。椅子は3脚のみで少し狭いが、フルーツ入りの水や雑誌が用意される。



DINING
左/7階のかつてロビーだった場所は、暖炉の位置はそのままに落ち着いた印象のラウンジへと改装。
右/メインダイニングはMOTIFに名前を変えてより洗練された空間に。ディナーもゲストで賑わっていた。
左/レセプションがあった2面の窓を備えたコーナーは、駅を意味するGAREと名付けられた個室を設置。
右/朝食もMOTIFで提供されていて、夜は使用されない大理石の長いカウンターにブッフェ料理が並ぶ。



OTHER
左/東京駅の南側に建つパシフィックセンチュリープレイスの低層階を占有。八重洲口に直結している。
右/客室からの眺め。東京国際フォーラムの脇を行き来する列車の眺めと有楽町側の夜景が楽しめる。
左/ビルの北側にあるエントランスのアプローチ。少し距離があるのも非日常空間への巧みな仕掛け。
右/ホテルのエントランスもひっそりしている。バンケットのゲストと動線が分けられているのもポイント。



IMPRESSION ★★★★☆
 現在ほど外資系ラグジュアリーホテルが進出していなかった頃に先陣を切ってオープンした同ホテル。8年ぶりの宿泊になったため、以前とは館内のレイアウトが大胆に変更されており一瞬戸惑うほどだったが、ホテルの入居するビルの北側、外堀通りから伸びる長いアプローチは今も変わらず高揚感をかきたてる装置として機能している。低層階にあるので、南向きの客室は目の前にある換気塔が必ず視界に入ってくるのが少し残念。次の機会は列車が目の前を行き交う線路側の客室にチャレンジしてみたい。



トップページ 国内のホテル 海外のホテル