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INTERCONTINENTAL OSAKA
インターコンチネンタルホテル大阪<大阪・梅田>
クラブスイート 2013年7月宿泊 http://www.icosaka.com/
再開発著しい大阪の北の玄関口・梅田に現れた巨大な複合施設の一角
賑わう喧騒とは無縁の空間で過ごす時間はゆったりと穏やかに流れていく






PUBLIC SPACE
左/20階のロビー。エレベーターを降りるとすぐ目の前にレセプションがあり、床には照明が埋め込まれている。
右/ロビーの奥には丸太から造られたオブジェなどが並ぶ。右手の壁の内側はビジネスセンターになっている。
左/レセプションデスクは曲線が基調で、宙に浮いているようなデザイン。カラフルなディスプレイがアクセントに。
右/レセプションエリアは西側にあり、背後の大きな窓から梅田スカイビルや淀川の流れを一望。夕景も美しい。



LIVING ROOM
左/スイートの客室はベッドルームとリビングルームが完全セパレートになっているがベッドルームが狭い印象。
右/カウチも備わったゆったりめのソファーセット。テーブルの上にはプティフール。夜には和菓子のサービスも。
左/天然石で造られた重厚なサイドテーブルは和テイスト。電気ポットがミニバーにあるため使い勝手は不便。
右/ライティングデスクはガラスの天板でシャープな印象。黒い扉の中にはミニバーやコーヒーマシンが収まる。



BED ROOM
左/ベッドルームは少し手狭な印象だが、眠るだけなら問題なし。壁の両脇に扉があり動線は確保されている。
右/ベッドルームからは直接バスルームに行くこともできる。目隠し用にすりガラスの引き戸が用意されている。
左/ベッドサイドにはBOSE社製のブルートゥーススピーカーを用意。照明の調整は枕元のパネルで操作できる。
右/窓辺に置かれた少し小振りなデイベッド。向かいのマンションが気になるが、座ると死角になるように配慮。



BATH ROOM
左/バスルームはシャワーブース一体型でレインシャワーも完備。木製の椅子やバスタブのトレーなども用意。
右/余裕のあるスペースながらシンクはシングル。スッキリしたデザインだが、蛇口が可動式でないのが残念。
左/クラブフロアのアメニティーは、日本初上陸となるフランス製のテマエ。木桶にディスプレイする演出は秀逸。
右/独立して設置されたオーバルタイプのバスタブは長さよりも深さがあるので、ゆったりと浸かることができる。



POOL & BATH
左/4階にある20mプールは幅が広くとても大きな印象。プールサイドにはジャグジーもあり、外側にはテラスも。
右/フィットネスエリアのレセプションはエレベーターホールの中央にある珍しいレイアウト。ジムは24時間開放。
左/別途料金ながら温浴施設も充実。更衣室や洗面スペースの他に和モダンなリラクゼーションルームも用意。
右/大浴場は坪庭やつくばいが配され、まるで温泉旅館に来たような雰囲気。ドライとミストのサウナも備わる。



SPA
左/フィットネスエリアの一角に別のエントランスを構えるオールザットスパ。壁を流れる水の音が何とも涼しげ。
右/スパの中にあるウェイティングエリア。トリートメントの前後にはオリジナルブレンドのお茶のサービスもある。
左/今回利用したヘッドスパは専用の部屋を完備。オープン以来、女性客よりも男性客の訪問が多いとのこと。
右/部屋のチェンジルームは余裕ある広さで、シャワーブース、洗面台、トイレ、ドレッサーと充分な設備が整う。



DINING
左/レセプションに隣接するラウンジ3-60。天井のライティングが印象的な空間は、窓からの眺望も素晴らしい。
右/ラウンジには半円形のボックスシートが並んでいてプライベート感が高い。窓辺のソファ席もゆったりと配置。
左/オールデイダイニングのNOKA。東側と南側の眺望が開けていてとにかく広い。オープンキッチンが印象的。
右/フレンチのPierreとバーadeeのエントランス。ワインセラーを配したアプローチが非日常的な空間を演出する。



CLUB LOUNGE
左/28階にあるクラブラウンジ。エントランスを入って左手にはソファ席や書棚が配されて、書斎のような佇まい。
右/右手にはテーブル席が並び、比較的座席数も多いのだが、アフタヌーンティやカクテルタイム時は混み合う。
左/クラブラウンジの朝食。暖かい料理も数種類用意されていて、比較的充実している。卵料理は個別で対応。
右/クラブラウンジのエントランス。ルームキーをかざして入室するシステム。スタッフが少ないのが気になった。



OTHER
左/1階車寄せ側のメインエントランス。建物の内側に入りこむ形の設計で、スペースも大きめに取られている。
右/メインエントランス側からエレベーターホールへ向かうアプローチ。グランフロント側にもエントランスがある。
左/客室からの眺め。クラブラウンジと同じ北側の眺望だったが、着陸態勢の飛行機や行き交う電車を臨める。
右/グランフロント大阪の一番北側に聳え立つホテル棟。館内通路やデッキで大阪駅と梅田駅に直結している。



IMPRESSION ★★★★
 大阪駅北口の再開発地域に出来たグランフロント大阪の一角にオープンしたホテル。パブリックスペースは天井も高く広々としているが、客室階は窓が細かく区切られていて、宿泊した部屋が北側の高層マンションの向かいということもあって少し薄暗い印象を受けた。スタッフの時折大阪弁も交えた接客は好感。ただし、まだ慣れていないスタッフも多く、作業に時間がかかる傾向が見受けられた。気になったのは、新しい建物ならではなのか、客室階の廊下や部屋のファブリックが放つ匂いが鼻についたこと。徐々に薄れていけばいいのだが。



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