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PARK HYATT SAIGON
パークハイアットサイゴン<ベトナム・ホーチミン>
パークルーム(キング) 2013年9月宿泊 http://saigon.park.hyatt.com/en/hotel/home.html
発展目覚ましいエネルギッシュな都市の喧騒の中に佇む別世界
フランス植民地時代の風情が残る優雅な空間でゆったりとした時間を愉しむ






PUBLIC SPACE
左/メインロビーはコロニアルな雰囲気が漂いエレガントな印象。装飾や調度品は少なく広々とした空間を確保。
右/エントランスを入ると右手には緩やかにカーブを描く階段が伸び、その奥に吹き抜けのラウンジが見渡せる。
左/レセプションはロビーの正面奥にあり、壁に飾られた絵画に目を奪われる。日本人スタッフが常駐している。
右/ラウンジに沿うようにカーブを描く回廊には立派な円柱が立ち並び、壁面にはオリエンタルな調度品を配置。



ROOM
左/客室は左右に長く伸びた支柱を持つベッド、ルーバーのついた窓や天井扇などコロニアルな雰囲気で統一。
右/ベッドサイドにはウェルカムフルーツを用意。ベッドサイドでの電気系統のコントロールが不便なのが惜しい。
左/ライティングデスクはクラシカルなデザインながらもシンプルで天板は大きめ。液晶テレビはソニー製を採用。
右/窓際に設置されたオットマン付きのソファー。窓の外には賑やかな街の風景が広がっているが室内は静か。



BATH ROOM
左/バスルームは変わったレイアウト。シンクの右が廊下、左がトイレ、手前にバスタブとクローゼットが備わる。
右/シャワーブース一体型のバスタブにはレインシャワーも備わる。ベッドルームからアクセスできるので便利。
左/バスタブは幅があるものの深さが足りないので、ゆっくり浸かるには不向き。ハンドシャワーはレトロな意匠。
右/アメニティーはイギリスの香水ブランド、ミラーハリス。パークハイアットはホテル毎にブランドが違い面白い。



POOL & SPA
左/3階の中庭部分にあるプール。プールサイドには軽食を提供するカフェもあり、夜はライトアップされ美しい。
右/プールの周りは芝生の敷き詰められたガーデンとプールに直接アクセスできるデラックスルームが連なる。
左/白を基調とした気品溢れるスパのレセプション。フィットネスジムは建物が弧を描く部分にあって眺めもいい。
右/スパのロッカールームにはジャグジーやシャワーブースも備わり、スタッフの目も行き届いているので快適。



DINING
左/ロビーに隣接するパークラウンジ。吹き抜けの空間にあり開放感抜群。アフタヌーンティは正統派スタイル。
右/階段から見下ろすラウンジの全景。ちょうど正面に太陽が昇る朝はルーバーの隙間から漏れる光が美しい。
左/オペラのテラス席。一面ガラス張りで外にいるような気分でいただく朝食は格別。本場のフォーも味わえる。
右/オペラにはバーカウンターもあり全体的にモダンな印象だが、壁面を埋める驚くほど精緻なレリーフは圧巻。



OTHER
左/ホテルのエントランスは少しスロープを登ったところにあり、車寄せでは噴水が涼しげな音を響かせている。
右/ホテルの外観はフランス植民地時代の建物を彷彿とさせるクラシカルな雰囲気。主要なスポットは徒歩圏。
左/客室からの眺め。右手に市民劇場を臨む窓から、混沌としたアジア特有の都市の光景を見ることができる。
右/楕円形を描く客室階のエレベーターホール。中庭側に面した窓からはプールや北側の街並みが楽しめる。



IMPRESSION ★★★★☆
 街の中心、市民劇場に隣接する好立地にありながら、一歩エントランスから中に入れば賑やかな街の喧騒とは無縁の静かな空間が広がっている。部屋はリニューアルされているが、シャワーブース一体型のバスタブや独立して設置されているかと思いきや裏のバスルーム側にも扉があるクローゼットなど、開業当時はかなり斬新な設計だったことが伺える。日本人スタッフも2名常駐しており、スコールで足止めされスパの予約時間ギリギリにホテルに戻った際もエントランスで出迎えられスパまで案内してくれるなど、親切な対応に癒された。



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