ROOMS HOTEL KAZBEGI |
ルームズホテルカズベキ<グルジア・ステパンツミンダ> |
グルジア軍用道路の険しい山道を越えて辿り着いた最果ての地
美しき孤高の教会を懐に抱いたコーカサス山脈のパノラマに息を呑む |
PUBLIC SPACE |
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左/1階にある広々としたパブリックスペース。天井高はないが奥行きがあり、西側一面が開口部になっている。
右/エントランスを入ってすぐ左手にあるレセプションは木の温もりを感じさせるデザイン。スタッフもフレンドリー。 |
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左/ホテルの中央に位置するエレベーターホール。この一角は鉄筋がむき出しでどこかレトロモダンな雰囲気。
右/地下まで続く階段室に設けられた大きな窓からは、まるで一幅の絵画のような集落と山並みが見渡せる。 |
ROOM |
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左/スチールフレームが印象的なベッド。ベッドの周りもシンプルで飾り気もないので、自室のように落ち着ける。
右/構造体を利用したブックシェルフが備わるデッドスペース。昼間は外光が差し込むが夜は照明もなく真っ暗。 |
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左/バルコニーに面して設置されたクラシカルなソファ。遮光カーテンしかないので、直射日光が避けられない。
右/ミニバーやテレビがコンパクトに集められたライティングデスク周り。客室内にはセーフティボックスがない。 |
BATH ROOM |
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左/シンプルですっきりとしたレイアウトのバスルーム。バスタブは設置されず、床はフローリングになっている。
右/広いカウンターの中央に設置された洗面台。幅は広いが奥行きが少し足りないため蛇口が干渉することも。 |
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左/床に木製のスノコを敷いたシャワーブース。湯量や水圧は問題ないが、小物を置くラックがないのは不便。
右/イタリア製のアメニティーはラベルも洒落ている。歯ブラシが備わっているにも関わらずグラスは置いてない。 |
POOL & TERRACE |
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左/広いガーデンに面して設置されたプール。木製のデッキと鮮やかなブルーのタイルのコントラストが印象的。
右/プールサイドも一面がガラス窓で覆われているので、眼前に広がるパノラマが鏡のような水面に映り込む。 |
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左/ロビー階の南北を貫く広々としたデッキテラス。シッティングスペースが多く用意されていて食事も楽しめる。
右/プールの外側にあるウッドデッキも開放的。階段の下は斜面に沿って整備されたガーデンが広がっている。 |
DINING |
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左/ラウンジの一角に設置した暖炉を囲むソファセット。動物の毛皮やシカの角が飾られ、山小屋のような風情。
右/ラウンジの一番奥にはバーカウンターが設置されている。日中から寛ぐゲストも多く、スタッフの接客も好感。 |
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左/ラウンジはライブラリースペースになっていて、本棚には豊富な蔵書が。窓辺には望遠鏡も用意されている。
右/バーカウンターを回り込んだところにあるメインダイニング。朝食ブッフェは団体客でかなり混み合っていた。 |
OTHER |
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左/バルコニーからの眺め。稜線の向こうに夕日が隠れた後、雲の間から忽然と姿を現したカズベキ山は圧巻。
右/ホテルの外観。ステパンツミンダの集落を抜けて、丘の中腹に建てられたホテルまでは石畳の坂道が続く。 |
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左/木製の扉が印象的なエントランスにはドアマンも常駐。ロビーの北側のフロアにはカジノが併設されている。
右/バルコニーは全ての客室に備わっている。エグゼクティブルームは各階の両端に位置するため眺めも格別。 |
IMPRESSION |
★★★★ |
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トビリシから車でグルジア軍用道路と呼ばれる一本道をひたすら走ること3時間。周囲をコーカサス山脈に囲まれたステパンツミンダの小さな集落に建設されたデザインホテル。木を多用した山小屋のような空間は温もりに溢れ、広大なデッキテラスや客室のバルコニーから標高2200mの山頂に佇むツミンダサメバ教会とその背後に広がるコーカサス山脈の絶景を遮るものなく見渡せる贅沢なロケーションは時間をかけてでも訪れる価値がある。設備面には手入れが行き届かない点もあり、朝食時の団体客のマナーに辟易させられる場面もあった。 |
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